会長挨拶

 公益社団法人全国柔道整復学校協会は、昭和45年に柔道整復師法が単独法として制定されたのを契機に、「柔道整復学校協会」として「全国あん摩マッサ-ジ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復養成施設協会」から独立し設立されました。公益法人制度の改革に伴い、平成24年4月から公益社団法人への移行が認定され、公益社団法人として現在に至っております。

 現在行っている事業としては、養成校の教員の研修のため教員研修会を開催、教科書参考書などの教材の研究開発と出版、柔道整復師の基本理念である柔道の発展向上のため柔道大会の開催、学校運営改善事業の一環として研究費の助成、柔道整復師養成施設指定規則に基づく厚生労働大臣の指定する講習会である専科教員講習会の開催、広報誌の発行、優秀卒業生の表彰などがあります。

 また既に「新たな学校群の枠組み」としての職業実践専門課程の推進を行い、専修学校で義務付けられた自己点検・自己評価から第三者評価の義務化の流れを踏まえ取り組みを強化しているところであります。平成26年4月には大学評価・学位授与機構から柔道整復学士の学位授与が認められ3年制養成校の卒業生では一定以上(31単位)の単位を取得すれば柔道整復学の大卒資格が得られるようになりました。国の事務・権限の一部が地方に移譲されるタイミングも迫っております。

 27年4月には地域包括ケアシステムが始まります。業界では健康保険の委任払い制度や自賠責保険制度などで問題は山積しており、今一層の介護保険(機能訓練指導員)への取り組みが望まれています。本協会としては機能訓練指導員の教科書(柔道整復実技の副読本)を作成することが決まり編集作業にはいったところで、近い将来発行する運びです。

 本協会は柔道整復師教育水準の向上と養成校の運営改善に取り組み、柔道整復師業界の発展に繋げることを本分とするよう努めております。

公益社団法人
全国柔道整復学校協会
会長 碓井貞成